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固定給餌率版約3.3メガ 任意給餌率版約3.5メガ( エクセルファイル)
お問い合わせはコチラ→ unagisoftbank@gmail.com うなべい まで連絡下さい
上記にメールを頂ければ添付してファイルを渡すことも出来ます
この度鰻シラス導入から出荷までを一括管理出来る養殖管理ソフトが完成いたしましたので、
養殖管理システムに興味を示された方は一度お試しください。(15面まで対応)
この鰻管理システムは個人的に使用するために作成しましたが、
実務でも使用できそうなことが分かりましたので無料で配布させて頂きます。
鰻管理ファイル内で給餌予定表の自動表示も出来ますので、
固定給餌率版と任意給餌率版の2種類のファイルをご用意しております。
固定給餌率版につきましては、個々の池になるべく合う給餌率に変更してお渡しする事も可能です。
現在、分養・出荷を含む日々の生データで2016年1月シラス導入より8月末現在まで動作確認も行なっており、
順調に稼働しております。
*現在の在庫を入力することで、すぐに使用できます。
主な特徴
・表計算ソフト エクセルを使用しますので、パソコンをお持ちの方なら、ほとんどの方がすぐに利用できます。
・設定画面でそれぞれの養鰻業者に合う情報を入力する事により、適正な養殖の状態を作る事が出来ます。
・各池のシートに日々給餌量を入力するのではなく、1枚のシートに各池の日々給餌量を入れるので、入力作業が容易に行えます。
・鰻が1000本/1Kg以下になると、自動的に給餌率・給餌量の予定が表示されます。
・グラフ作画機能で期間を指定する事により、その期間の給餌・水質の状態を簡単に知る事が出来ます。
・対外的に提出する書類を簡単に作成する事が出来ます。
・周年飼育で在鰻量を新たな年度ファイルに繰り越す場合も一括して貼り付けできるので、ファイルの更新が容易に行えます。
・現在・過去ファイルはデータとして残るので後で比較・分析をしたい時にも容易に情報が取り出せます。
基本的な流れ
・毎日の給餌量を1つのシートに入力
・出荷・分養(種越し)が有れば重量と尾数を入力
・水温、水質等の情報入力
・グラフにて成長具合、水質変化の確認
うなべい 取扱マニュアル
導入手順
まずファイルをダウンロードしたら必ず保存用に未使用ファイルを残して下さい。
使用ファイルはコピーしたファイルを使用して下さい。ファイル名は変更しても動作に問題は有りません。
うなべいはエクセルのマクロを使用していますのでマクロは許可して下さい。
最初に設定を行いますので、設定画面タブ をクリックしてシートを表示させて下さい。
以下の手順に従って数値を入力してください。
① 池番号を入力して下さい。印刷シートを除くすべてのシートにその数値が反映されます。任意の言葉も入力可能です。
② それぞれの池の坪数を入力して下さい。
③ それぞれの池の平均水深をcmで入力して下さい。
④ 1枚の池の水車の総馬力数を入力して下さい。
⑤ 「任意給餌率版」は任意の数値を入れる事によってそれぞれのサイズでその池の飼育方法に合った給餌率を設定する事が出来ます。
設定ポイントを設ける事により、設定の仕方によって綺麗に給餌率を下げていくことが出来ますが、一部だけ極端な給餌率にすると設定ポイントを頂点として急激に下がる給餌率になる場合が有ります。グラフ作画機能をうまく利用して調整する事をお勧めします。
「固定給餌率版」は平均的だと思われる給餌率が入っています。(固定給餌率なのでこの欄は変更できません)
給餌率のカーブは累乗近似曲線を使用しています。(緩やかなカーブ曲線)変更したい場合はそれぞれの平均サイズ時の給餌率をお教えいただければなるべく合うように変更させて頂きます。曲線には限界が有りますので、完全にご要望にお応えする事が出来ない場合が有ります。4P・3Pサイズの給餌率が高いのですが、曲線の特性上ここを下げると全体の給餌率が下がってしまうので、そのままにしてあります。実際の出荷時では計算上の4P・3Pで出荷することは無いと思われますので、問題は無いと考えます。
⑥ 餌止め・病鰻等で給餌をしない時に鰻は痩せていきますので、1日でどの位鰻が痩せるかを設定する項目です。
後述しますが、餌止め・死鰻等で給餌をしない場合、飼料入力表 ⑲ で – を入れるのですが、入力される事により魚体重が減少して行きます。
⑦ 1馬力当たり何トンの水量を担当するか設定する項目です。その池の水車量が適正かどうかの判断基準になります。
⑧ その池が最大どの位の餌を入れる事が出来るかの判断基準になります。
⑨ 設定した給餌率と実際の給餌率に開きがある場合、警告する為に設定する項目です。設定が完了すると後述㊳の部分で警告が出ます。
⑩ 主に使用する年度の前年の12月1日の日付を西暦で入力してください。
日付欄に反映されます。入力により平年・うるう年の日付は自動的に切り替わりますので永年ファイルは使用する事が出来ます。
⑪ それぞれの鰻のサイズの時に最大で飼育する尾数を坪当たりで入力して下さい。
*参考値は資料に基づいて記載していますが、実際はそれよりも値は大きいようですので上手く調整してください。
入力によって後述㉗の放養密度状態欄に反映されます。
⑫⑬⑭⑮ このファイルは単年飼育に合うよう12月1日~翌年11月30日までを管理期間としていますので11月30日最終の各池の尾数と重量が自動的に⑫⑬欄に表示されます。
新年度のファイルに繰り越す場合は、新年度ファイルを用意して旧年度⑫⑬を一括コピーして新年度ファイルの⑭⑮に普通の貼り付けでは無く値貼り付けして下さい。そうすることで、各池シートに在庫が繰り越されて自動入力されます。
⑯ 鰻を新たに池入れしたり、休餌を再開する場合など徐々に給餌量を増やしていく場合に0%~100%の間で設定する事が出来ます。設定できる期間は7日です。予定給餌率・予定給餌量に反映されます。
⑰ ⑩で入力された日付が反映されます。平年・うるう年は⑩の入力によって自動に切り替わります。
⑱ 日々の給餌量を入力する欄です。ここに入力された数値は各池シートに転記され情報更新されます。
⑲ 池に鰻がいるのに休餌している場合は必ず – (ハイフン)の入力をお願い致します。
⑥の自然減が各池シートの在鰻量に反映されません。
⑳ この文字近辺をクリックする事により現在日付近辺に素早く移動する事が出来ます。
㉑ 行と列の位置を分かり易くするため、数値を入力した所は行と列の色が変わります。
㉒ この文字近辺をクリックする事で、総合管理モニターシートに素早く移動します。
㉓ このボタンをクリックする事で、月別管理表(組合用)シートに素早く移動します。
㉔ この部分のスクロールバーを横にドラックする事で、矢印の部分で横スクロールします。
縦も12月1日からスクロールします。
㉕ 各池番号部分をクリックする事で、各池シートに素早く移動します。
㉖ 各池の情報を一覧表で見る事が出来ます。給餌率、給餌量は当日分しか閲覧できません。
㉗ 管理画面にて設定した項目が適正かどうか表示されます。各池での飼育可能日数も表示していますので分養の目安になります。
㉘ サイズを指定すると(本/kg)現在から給餌予定通りに給餌した場合、後何日で指定サイズになるかを表示します。
㉙ 飼料効率を出したい池番号を指定します。(リストから選択)
池番号リストは1~15です。①で池の名前を変更してある場合は1~15に対応させて選んでください。
㉚ 選択した池番号の池入れされた日付を入力して下さい。
池入れ量が確定していない場合は正確な飼料効率が出ませんので注意して下さい。
㉛ 出荷・移動した池番号の日付を入力して下さい。
出荷・移動は池替え等で完全に数量が分かる場合のみ正確な飼料効率になりますので注意して下さい。
*池入れ・出荷・移動した以外の日付を指定した場合は飼料効率の計算は出来ません。
㉜ 指定池の期間増肉量と飼料効率が算出されます。
㉝ 指定池のそれぞれの計算根拠が表示されます。
34 朝と晩2回給餌の場合予定表にて給餌比率を設定することが出来ます。合わせて100%になるように数値を入力してください。
35 34で入力した比率が100%になっていない場合、チェックの警告がでますので、数値を調整して100%になるようにして下さい。
36 一時的に給餌を増やしたい時やセーブしたい時は、予定表の何%調整するかここの数値を変更してください。⑯の給餌立上げ設定は7日分ですが、ここで行えばよりきめ細かい給餌立上げを設定する事が出来ます。代謝の悪い冬場や餌の入りが落ちているヒネ仔にも応用できます。変更部分は分かりやすいように色が変わります。
37 飼料効率設定欄です。一般的な飼料効率は80%なので、デフォルトでは80%で設定してあります。代謝の悪い冬場や餌の入りが落ちているヒネ仔にも応用できます。変更部分は分かりやすいように色が変わります。
38 ⑨の予定給餌率と実給餌率に設定した数値から離れた場合はこの欄で警告がでます。
㉗の給餌状態でも警告が表示されます。
39 ⑱で入力された数値はここに表示されます。⑲の - (ハイフン)をも表示され、 ⑥の自然減係数が掛けられて推定在鰻量に反映されます。
推定在鰻量は当日以降は給餌予定表の計算に基づいて表示されていますが、実際の給餌が行われた場合は実際の給餌量で計算された推定在鰻量になります。
40 シラスを初めに導入した時や、分養して池入れした場合はこの欄に重量を入れて下さい。
41 40で入れた鰻の尾数を入れて下さい。尾数を入れないと全ての項目に影響があり、うなべいが運用出来ませんので必ず尾数は入れて下さい。
42 出荷した時はこの欄に実際に出荷した重量を入れて下さい。
43 出荷した時の総尾数を入れて下さい。入れない場合でも直近の在鰻平均尾数から出荷尾数を計算して在鰻尾数から差し引かれますが、在鰻尾数・在鰻平均サイズが正確になりません。尾数を入力した場合は在鰻尾数・在鰻サイズの精度が上がり実情に近くなると思われますので、極力尾数は入力して下さい。
44 分養(種越し)を行った場合は、この移動量の欄に重量を入力して下さい。
45 分養(種越し)した時の総尾数を入れて下さい。入れない場合でも直近の在鰻平均尾数から移動尾数を計算して在鰻尾数から差し引かれますが、在鰻尾数・在鰻平均サイズが正確になりません。尾数を入力した場合は在鰻尾数・在鰻サイズの精度が上がり実情に近くなると思われますので、極力尾数は入力して下さい。
46 出荷時や分養(種越し)時、網引きのみを行い、池内選別等で細い鰻を同池内に戻した場合はこの欄は空白のままでよいのですが、全量池替で出荷や分養(種越し)を行い42や44で確定重量を入れても計算上の在鰻量と実際の出荷量・移動量には必ず違いが有ります。その場合はこの欄に 1 を入れる事によって管理表内の在鰻をすべてクリアする事が出来ます。
47 死鰻等が有った場合はこの欄に尾数を入れて下さい。在鰻量や尾数に反映されます。
48 46でクリアの処理をした場合に計算上の在鰻量と実際の重量との差がここに表示されます。
49 池入れ時の分養元の入力欄です。但し、1つの池に対し同日で2つの分養元のみ入力が出来、月最大で5日分までの制限が有ります。後述58の池別管理表に反映されますが、表示数に限りが有りますので、制限をもうけています。58で詳しく説明しますが、システムの問題上最大月5日分の制限は必ず守ってください。
50 この欄は水温、PH、アンモニア、亜硝酸の測定値を入力する欄です。この数値は55で設定を行うとグラフ化して見ることができます。
51 覚書等気が付いた事を書き記しておく欄です。文字数が多くなっても自動的に縮小され表示されます。
52 53 54 この欄で設定を行い54でクリックすると、後述56にて期間分の給餌率予実績比較・魚体重がグラフ化され見る事が出来ます。
55 指定期間分の水温・水質グラフが57で見ることが出来ます。
56 52 53 54 で設定された期間のグラフを表示しています。予定と実際の比較が出来ます。
57 55で設定された期間のグラフを表示しています。それぞれの測定値が毎日行われない場合は次の測定値までを結んだグラフとなります。見やすくする為にグラフは滑らかな曲線を描くようにしてあります。
58 60の池別管理表を印刷する為の設定欄です。印刷させたい池番号と月を昇順で入れて下さい。月の印刷は旧年12月から翌年11月までの印刷が特別に出来ます。印刷ボタンをクリックするとメッセージボックスが出ますのでYesで印刷開始、Noで印刷取り消しとなります。印刷プレビューは見る事は出来ません。
59 61の池別管理表を印刷する為の設定欄です。印刷させたい月を昇順で入れて下さい。月の印刷は旧年12月から翌年11月までの印刷が特別に出来ます。印刷ボタンをクリックするとメッセージボックスが出ますのでYesで印刷開始、Noで印刷取り消しとなります。印刷プレビューは見る事は出来ません。
60 対外的に提出する書類をこの池別管理表のひな形を利用して作成します。58の印刷ボタンを押すことにより池別の管理明細表から抜粋して転記されます。
注:マクロを使用する関係上このシートは全く保護されていませんので内容を変更したり数値を入力されますと、次の印刷時そのまま残ってしまいますので注意して下さい。
61 ここも対外的に提出する書類を作成するシートです。必要が有ればシートに自身で入力して下さい。天候・気温等の項目は変更して頂いても構いません。
注:60と同じくマクロを使用して印刷しますので表組等を変更されますと次の印刷時にそのまま残ってしまいますので注意して下さい。
うなべいファイルで下の「出荷量計算」タブをクリックして下さい。実際の出荷量を計算する画面になります。荷分け等で出荷先が複数ある場合は2先分まで計算が出来ます。
62 出荷先で目込みや手数料が設定されている場合はこの欄に数値を入力して下さい。%のみの対応です。
63 出荷先の仕切り伝票で採用している各鰻サイズの基本単位を入力して下さい。Kgのみ対応
64 仕切り伝票の本数をサイズごとに入力して下さい。
65 仕切り伝票の重量をサイズごとに入力して下さい
66 仕切り伝票のサイズ平均と重量・本数の合計です。
67 実際に出荷先で計測された目込み・手数料を引く前の鰻の重量・本数の総合計です。これが池で実際に出荷した重量と本数の総合計になります。(2出荷先まで)
68 実際に出荷先で計測された目込み・手数料を引く前の鰻の重量・本数です。出荷先ごとに表示されます。(2出荷先まで)
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